富士山を山梨県側から登るルートで、1日あたりの登山者を4千人に絞ることなどを柱とした規制が7月1日から始まる。そもそもなぜ「4千人」なのか。新ルールの根拠や効果を尋ねた。
新たな登山規制がスタートするのは、富士登山者の約6割が利用する吉田ルート。ご来光を目当てに徹夜で山頂を目指す「弾丸登山」を防ぐため、1日上限4千人の規制のほか、午後4時~午前3時にゲートを閉鎖し、1人2千円の通行料を徴収する。山小屋宿泊者は人数や時間の規制の対象外だ。
昨季、4千人を超えたのは5日間
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「4千人」の根拠となったの…